50のオババが見つけたこと

自己啓発本、ビジネス本、心の話が大好きな50代主婦の日々の気づきを書いています。

50代で失恋しました

50代で失恋しました~~恋は麻薬



爆弾発言になるかと思うが
数年前、私は恋をした

若くもないし
夫も子どももいるのにもかかわらず、、

相手はバツイチ
三歳年下
顔はイケメン

今から思うとまるで笑ってしまうが
あの時私は頭がおかしかった

会えると思うとこの上ない多幸感
彼が他の女と話していると
イライラ
写真を眺めているだけで
私の体はメロメロになった

その時の私は切ない気持ちで
詞が書ける と思った

完全に振られたとわかってからも
しばらく苦しみが続いた

毎日毎日彼の欠点を紙に書き連ねた
秘密を守ってくれる友に
未練を語り続けた

最後は霊能者と言われる人に
二万円を払い
彼の気持ちを見てもらった

その頃 私は風邪をひいたわけでも
ないのに ひどい咳が続いていた

霊能者の部屋に入ると
霊能者の女性は
私そっくりな咳をしはじめた

「風邪ですか?私もこの頃 咳が止まらないんです」と話すと

霊能者「あなたが入ってきたら咳がでてきた」という

この人は本物の霊能者かもしれないと
思った

そんな能力を持つ彼女に

「彼の中では、あなたはもう過去になっています」と言われた

もう少しで一線を越えるかも
という局面で、彼の彼女から
電話がかかってきた
私たちの危険な遊びは
そこで終わった

その時は 遊ばれたとしても
どうにかなりたかった
と思った

彼がいない世界は
とても苦しかった
麻薬が切れた中毒患者のようだった

あれから数年たち
やっと中毒から立ち直ることが
できた

今の私は あの時の高揚感が
ない代わりに
穏やかな気分でいる

つまらないといえば
それまでかもしれないが
あの苦しみを思うと
波風のない気持ちは
しあわせだと思うようになれた

彼は 米津玄師の「レモン」が
好きだった

カラオケでよく歌っていたけれど、
彼はきっとあの歌詞の気持ちはわかって
いなかっただろう

私はよくわかる

あの日の苦しみさえ
そのすべてを愛してた
あなたとともに

今 恋に苦しんでいる人に
伝えたい

いつかあなたにぴったりな
穏やかなしあわせを運んでくれる人が
必ず現れるよ
今ドキドキして苦しいのならば
もしかしたら、それはあなたに
合ってない相手かもしれないよ